MENU

自作パソコンBTOパソコン比較メリット・デメリットどちらが安い?

<本サイトは記事内にPRが含まれています>

自作パソコン btoパソコン 比較

「パソコン買うなら自作PCとBTOどっちがおすすめ?」
「価格が安いのはどちら」
「自作パソコンとBTOパソコンのメリットデメリットは」

などなど、はじめてBTOパソコンを検討されている方に自作との違いや注意点をご紹介します。

【関連記事】
『BTOパソコンとは』初心者が失敗しないBTOパソコン選び方7つのポイント

目次

自作パソコンとBTOパソコンを比較

自作パソコンもBTOパソコンもパーツを選べる、カスタマイズできるということでは似たような感じですね。自作はそのパーツを使って自分で組み上げる、BTOはショップに組んでもらう。

コレ以外に両者の違いってあるのでしょうか?

詳しく見てゆきましょう。

自作パソコンとは

自作パソコンとは文字通りケースを選んでパーツをイチから選んで組み上げるパソコンです。一昔前は秋葉原などでパーツを見つけて組み上げるパソコンが主流でしたが現在はパーツが標準化されてWEBで買えるのでパーツの知識や組み立ての知識があればどなたでも出来るようになりました。

メリット

  • 価格が安い
  • 全てのパーツを自分で選択してフルカスタマイズのパソコンを作れる
  • 上級者にはおすすめ

デメリット

  • 組み立ての知識や経験が必要
  • 初心者には難しい
  • パーツごとに莫大な知識が必要になる
  • 組み立て失敗のリスクがある

BTOパソコンとは

BTOパソコンのBTOとは(Build To Order)の略語でパーツを指定してオーダーできるパソコンのことです。市販のパソコンより格安でオーダーが可能ですが、自作パソコンのようにフルカスタマイズはできません。ある程度のベーシックモデルがあって

メリット

  • 価格が安い(コスパがいい)
  • 自分で組み立てる必要がない

デメリット

  • カスタマイズはある程度限られるケースが多い
  • 上級者には物足りない

自作パソコンBTOパソコン安さを比較

しかし、本当に自作パソコンは安いのでしょうか?そんな疑問がさえぎりますね。

そこで、仮に同じパーツ構成にしたら自作パソコンとBTOパソコンどっちが安い?またその価格差はどうなるのか?

単に値段だけで比較するなら「自作」が安いように感じますが、実際はどうなのでしょうか?

メルカリにドスパラのゲーミングPCの最高峰ガレリアZZ(本体:269980円+消費税:26998円+送料:2160円=約300000円)の自作が送料込みで270,000円とありました。ということは送料:2160円を除くとそんなに変わらないのではという疑問。

ということでメインパーツを積み上げるといくらくらいになるのか調べてみることに。

GALLERIA ZZ i9-10900K搭載を自作の場合のパーツ代は

最新のGALLERIA ZZ i9-10900K搭載 ガレリア ZZドスパラ BTO価格299,000円~+(税)(※メルカリ出品のガレリアZZよりCPUが最新のインテル Core i9-10900K (3.70GHz-5.20GHz/10コア/20スレッド)

CPU Core i9-10900K
インテル Core i9-10900K (3.70GHz-5.20GHz/10コア/20スレッド) ¥95,000 Amazon
CPUクーラー 静音パックまんぞくコース (高性能CPUファンで静音化&冷却能力アップ) ¥2,200 ドスパラ
マザーボード ASRock X299 Taichi CLX (X299 2066 ATX) ¥42,710 ドスパラ
メモリ 16GB DDR4 SDRAM(PC4-23400/8GBx2/2チャネル) ¥7,780 ドスパラ
グラフィックボード NE6208TS20LC-150A (GeForce RTX2080Ti GamingPro OC 11GB / SAGホルダー付) ¥119,380 ドスパラ
SSD 1TB NVMe SSD (M.2 2280, 読込速度 3200MB/s, 書込速度 3000MB/s) ¥12,782 ドスパラ
HDD HDD 無し ¥0
光学ドライブ 光学ドライブ無し ¥0
電源ユニット SilverStone SST-ST75F-GS V3 (750W) ¥9,480 ドスパラ
PCケース ガレリア専用 KTケース (ATX) ¥10,203 ドスパラ
ケースファン 合計で3個120 mmが1つ / 140 mmが2つ ¥3,500 ドスパラ
OS Windows 10 Home 64ビット ¥15,636 ドスパラ
納期 在庫切れパーツ多くすぐには構成できない
参考価格 ¥318,671

 

ちなみに (3.70GHz-5.20GHz/10コア/20スレッド)CPUはドスパラにないためAmazonの価格です。

  • BTO価格    299,000円
  • 自作パーツ代 318,671円

価格差がほとんどないというか、自作が28,671円も高くなっいてしまいました。

なぜ、自作が高くなったのか

原因はインテル Core i9-10900K (3.70GHz-5.20GHz/10コア/20スレッド)がドスパラで取り使ってくAmazonの仕入れ価格が高いのが原因のようです。

また、OSも揃えたためOSをお持ちであれば¥15,636円下がることや、各パーツも仕様でもう少し下げることはできそうです。

なので結果的には自作PCとBTOパソコンではほぼ同じくらいの価格になってくると思われます。

BTOが安い理由ですが(ベースモデル)販売量を増やしてパーツの仕入れ価格を下げ、ベースモデルをカスタマイズして組み立てコストを下げることが活きてきていると思われます。

自作パソコンとBTOパソコンどちらがおすすめ

ということで、自作してもそれほど大きなコストダウンにはつながりそうもありませんが、ここで自作パソコンとBTOパソコンお互いいいところがあると思いますので以下の項目でどちらが良いのかを見てゆきましょう。

カスタマイズ

何と言ってもカスタマイズの広さでは自作パソコンに勝るものはありません。徹底的にスペックにこだわる自分の1台が欲しい人は自作パソコンが良いでしょう。ただしフルカスタマイズはマザーボードとCPUやGPUなどの相性の知識や検証力も要求されるため上級者の領域となります。

BTOパソコンの場合はあらかじめショップが組んだベースモデルがありますので初心者や自作に興味がない工作は苦手という方は絶対BTOですね。

価格(コスパ)

おそらく、パーツコストを積み上げると同等、もしくは許容範囲でパーツを選べる自作が安くなると考えられますが、その差はおそらく1万円もいかないのではないかと思われます。組み立てにかかるコストパフォーマンスを考えると断然BTOが安くなります。

長く使えるか

長く使うことを考えるとケースの中のパーツ単位でアップデートできる自作パソコンが断然有利です。CPUや高価なパーツの知識があって組み立てが好きであれば自作パソコンのほうが買い替えも含めたトータルでのコストは安くつくでしょう。

すぐ使える

組み立てや設定にかかる時間はもちろんのことパーツ選びに時間がかかったり、パーツの在庫がなかったりすると組み立てが相当長引く。すぐに使いたい方は組み上げから設定までされているBTOパソコンをおすすめします。

リスク

自作パソコンは組み立てはもちろんのことWindowsのインストールや動作検証が必要になりますが、パーツの相性の問題や組み立て失敗のリスクもあります。

保証

自作PCはパーツごとに保証はあります。しかしパソコン自体の保証はありませんしパーツの保証期間もまちまちです。パソコンは複数のパーツの集まりでさらにBIOS、OSがあって動作するものです。なのでパーツのみ保証があってもトラブル時は問題点の切り分けから全て自分でやらないといけないため実質パソコンの保証はないものと同じになります。

自作パソコンの場合は組立の失敗も含めて自己責任でやることになります。

いっぽうBTOパソコンは組み上げられたパソコン自体に1年間の保証がつきますし延長保証や様々な3年間の保険みたいな契約もあります。保証期間内であればすべてメーカー側が障害の切り分けから修理まで責任持ってやってくれるので初心者の方にも安心です。

自作パソコンがおすすめの人

以上から、自作パソコンはやはりパーツの知識が豊富で自分でトラブルの切り分けができるレベルの上級者の方におすすめです。また初心者の方でも組み立てに興味がある、パーツの知識をつけたい方は安いパーツからはじめるのがいいでしょう。

BTOパソコンをおすすめの人

大半の方はパソコンの組立よりも利用する目的が決まっていて、すぐに使いたいと思っているのではないでしょうか?一昔前まではメーカーの完成品かショップに出向いてパーツを買っての自作パソコンかの二者択一でした。

しかしWEBオーダーシステムの高度化とECの進化で誰でも簡単に自分の好きな構成が組めるBTOパソコンが主流になっています。

パソコンは何をしたいかによってその性能が決まってきます。

なのでまずは、BTOのカスタマイズやミスのないオーダーのやり方を学んでBTOパソコンを選んでみてはいかがでしょうか。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次