BTO(Build ToOrder)パソコンは自分の好みでカスタマイズきでるので予算にあったパソコンを調達できます。しかし初心者の方はBTOパソコンの選び方、特にパーツの選び方に不安がある人が多いようです。
- BTOパソコンの種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない
- CPUやゲラフィックボード、電源などパーツの選び方がわからない
- ゲームや動画など用途にあったBTOパソコンのスペックがわからない
- BTOパソコンのカスタマイズがわからない
初心者の方の多くが「『BTOパソコンを購入したいけどよくわからない!』
『本当にこのパソコンで良いのか不安だな…』などと不安を抱えているのでは?
しかし、結論からいうとBTOパソコンは初心者の方にもオススメです!
【BTOパソコン初心者講座】「失敗しない」「後悔しない」BTOのカスタマイズとBTOパソコンメーカーの選び方をご紹介します。
初心者必見 BTOパソコンの選び方7つのポイント

CPU、intelCorei7 ゲーミングPCのオーバークロック?グラフィックカード??
初心者の方はいったい何のことやら、、、でも大丈夫です。メカや機械音痴の方でもこの手順で進めれば失敗しないBTOパソコンの選び方があります。
- ポイント1)BTOパソコンは用途から選ぶと失敗しない
- ポイント2)BTOパソコンのパーツの選び方のポイント
- ポイント3)BTOパソコンは「推奨モデル」をカスタマイズすると簡単
- ポイント4)BTOパソコン安値はショップのセールが狙い目
- ポイント5)保守・アフターサービス内容も見落とさない
- ポイント6)どこで買うかが重要!初心者におすすめショップの選び方
- ポイント7)WEB通販のBTOパソコン購入の流れを知ろう
この7つのポイントの順を追ってゆけば誰でも失敗なく満足の行く価格のBTOパソコンを手に入れることができます。
では、BTOパソコンの選び方の7つのポイントに入る前にはじめてBTOパソコンを検討している方に
- 「BTOの意味 BTOパソコンとは」
- 「BTOパソコンのメリット・デメリット」
- 「自作やメーカー製のパソコンとの違い」
を簡単にご紹介してゆきます。
BTOの意味とBTOパソコンとは?
はじめに、BTOについて簡単な知識をつけましょう。
BTOとは
BTO(Build to Order)の略で、自動車やパソコンなど注文を受けてから製品を生産することを意味します。
BTO生産方式のメリットは
- メーカーには完成品の在庫リスクが減り原価が下がる。
- 顧客にとっては無駄な仕様を省き、購入コスト下がる。
メーカー側、ユーザー側にとっていいことずくめですね
※BTOパソコンとは
BTOで生産し販売されるパソコン(PC)です。WEBで注文を受ける時ユーザーの希望するパーツやソフトなどを組み込んで作ります。
PCはCPUプロセッサーやメモリ、ストレージ、グラフィックボードなどパーツの集まりです。そして、そのパーツで性能や価格が大きく変わってくるのです。なのでパソコンをBTOにすれば、自分に必要な機能を持った1台を安く購入できます。
パソコンのBTO販売はゲーミングPCや動画編集、動画配信、漫画・グラフィック・DTM用のPCなど今まで高額だったPCをリーズナブルな価格にしてくれました。
BTOパソコンのメリット・デメリットと特徴は?

ユーザー側から見たBTOパソコンのメリットをまとめると
メリット
- コスパが非常に良い
- パーツの組み合わせの自由度が高い
- セールやキャンペーンが多く、数万円安くなる
- パーツ選択や組み立ての失敗がない
- 「ゲームタイトル推奨モデル」などもあってゲームの最大パフォーマンスが出せる
- あとからパーツを交換・アップグレードして長く使える
- WEBで簡単にオーダーができ購入から設置まで無駄がない
コスパが非常に良い
BTOパソコンは在庫や店頭での間接費を大きく削減しているため市販のメーカー製パソコンより大きく値段面でのメリットがあります。
パーツの組み合わせの自由度が高く組み立ての失敗がない
必要なパーツを機能・性能にあわせてオーダーできるため市販品のように無駄なソフトやパーツがなく、性能面でもコストパフォーマンスが高い1台となります。
ショップがパーツの相性を検証して組み立ててくれますので、自作PCのように組み立て失敗やパーツの相性が悪くて動かないなどの問題はありません。
CPUの演算速度やグラフィックボードの画像処理の性能が問われるゲーミングPCは「ゲームタイトル推奨モデル」もあってBTOならではコスパの高い高性能パソコンといえます。
あとからパーツを交換・アップグレードして長く使える
BTOパソコンの部品やパーツは規格品となっており、交換が可能です。
なので、パーツを最新のものに取り替えたりアップグレードすれば長く使えます。
BTOパソコンならば
- SSDやHDDの容量を増やしたい
- メモリの容量を増やしたい
- CPUの性能を良くて動画編集を早くしたい
- グラフィックボードで3Dゲームをサクサク動かしたい
などのユーザーの用途にあった1台をオーダーすることができますが市販のメーカー完成品のパソコンはそうは行きません。
BTOはOSなしのメリットも
また、OSの正規ライセンスをお持ちであればOSなしでBTOパソコンを選びインストールすることでコストも抑えられます。
無駄がない
WEBによる通販形式でオーダーから納品まで一貫して行われていますし、修理保守などもこのシステム上から行えますので無駄がありません。
BTOパソコンのコスパがいい理由
BTOパソコンは必要パーツのみスペックを上げることができます。反対に不要なパーツはスペックを下げたり取り外しもできます。その分の価格も下げることができるんです。
いっぽうメーカー製パソコンは自分のやりたい事、(例えば動画編集やゲームなど)に対してスペックが不足して不具合があったり、不要なパーツや付属ソフトでコストが高くなってしまうのが現状です。
またBTOパソコンは自作PCとは違って自分で作らずにショップにオーダーできるのでパーツの相性ミスや組み立て失敗がないことも大きなメリットです。
※BTOパソコンのメリットをまとめると
- とにかく安い!
低価格でハイスペック、家電量販店のメーカー製パソコンよりコスパがいい - 3Dなどのゲームで使われているゲーミングPCに最適
- 動画編集やフォトショップなどの重いソフトがサクサク使える
- 秋葉原に専門店があって自作PCの人たちが使っているパソコンを自作せずに安く購入できる。
BTOパソコンを【完成品パソコン・自作PC】と比較
パソコンの販売形態はBTOと完成品(メーカー製の完成品)と自作PCがあります。メーカー製の完成品PCは家電量販店で主に販売しているPCと考えていただければいいと思います。
またBTOパソコンに近いものに自作PCというものがあります。(※自作PCは組み立ての失敗リスクあり)
自作PCはすべてのパーツを1から組み上げるのでBTOパソコンと同じようにコストや性能について自分の使用目的に最適の1台が可能です。しかし自分で組み上げるためのパーツの相性など専門的な知識が必要です。
また組み立て失敗に関しても保証がないというリスクがあります。
なので自作PCは結果的に高くつく可能性があります。
組み立てが好きでやりたい方以外はあまりおすすめできません。
BTOパソコン・メーカー製パソコン・自作PC比較表
価格・性能・コスパ・保守面で比較すると圧倒的にBTOパソコンのメリットがわかりますね。またBTOパソコンは自作PCの組み立て失敗のデメリットを補足できるパソコンです。
BTOパソコン | メーカー完成品PC | 自作PC | |
価格 | ◯ | ❌ | ◯ |
性能 | ◯ | △ | ◯ |
コストパフォーマンス | ◯ | ❌ | △ |
保守 | △ | ◯ | ❌ |
BTOパソコンのデメリット
いいとこずくめのBTOパソコンですがデメリットもあります。
デメリット
- 知識がないと構成やパーツのカスタマイズ選択ができない
- 実物が見れない
- 出荷までの日数がかかる場合がある
最大のデメリットはBTOパソコンを選ぶのにパーツの知識が必要ということです。
しかし、BTOパソコンの主要パーツはたった4つだけで
- どのPCパーツがどういう性能に関わってくるか。
- 使用用途に対して、どのくらいのパーツの性能が必要か
この2つを知れば、初めての方、初心者の方でも簡単にカスタマイズができます。
実機が見れない分は、WEBサイトで大きさやスペック、速さなどのベンチマークを動画で見ることもできます。また実店舗を持っておるショップもありますのでそちらで確認できます。
メーカーやショップによってはオーダーしてから納品まで時間がかかるところがありますので購入前に納期は確認する必要はあります。
しかしドスパラのように翌日配送などのショップもありますのでこれらのデメリットはほとんど問題ないでしょう。
BTOパソコンの選び方の手順
まずは、コレ!どんな順番でBTOパソコンは選んでゆけばいいのか!!おおまかな選びからの手順をご紹介します。初心者の方は必読です。
1) はじめにパソコンの用途を決めましょう。
パソコンで何をするのかで必要なパーツの種類や性能、もちろん価格も変わってきます。
Excel、Youtube閲覧であればCPUや性能もローエンドでおつりがきます。
動画編集であればCPUはミドルレンジ以上が望まれますが、グラフィックボードは不要。
また、3DのゲーミングパソコンであればそのゲームにあったCPUやグラフィックボードの性能が必要となります。
なので、自分が主に行いたいこと想定して、スペック不足や逆にオーバースペックで宝の持ち腐れにならないように気を付けましょう。
2)BTOパソコンメーカー2~3社に絞る
本命のBTOパソコンメーカーを決めましょう。
価格はもとより、どのようなスペックのパーツをを使っているのか
またアフター保守なども確認してBTOメーカーやショップをきめましょう。
また、各ショップでは様々なセールやキャンペーンを行っています。
高性能のゲーミングPCなどがお値打ちの価格で入手できることもありますので日頃からBTOメーカーのHPは見ておきましょう。
またBTOメーカーは各社おすすめの特徴があります。あまり多いと選定に苦労するのでこの時点では2~3社くらいがいいでしょう。
3)ベースモデルを決める
次の章でパーツ選びについてお話しますが、フルカスタマイズをしないかぎりは
各BTOショップでは動画編集や漫画、写真のRAW現像、ゲーミングPCなど用途にあったモデルがあります。
各BTOメーカー間でベースモデル(推奨モデル)を比較してみましょう。
そのモデルをカスタマイズすることコスト的に安くなります。
また買ってもソフトが動かないなど失敗しないためにもおすすめです。
5)予算に合わせてベースモデルをカストマイズ
用途に応じたパーツのスペックと構成を考える
メーカーと推奨機種が決まったら予算に合わせてカストマイズしてみうましょう。
- メモリーを増やしたり
- HDDを起動の速いSSDに変えたり
- 静音タイプのケース
- 安定供給の電源へ変更
- MS-Officeを追加したりなど
推奨モデルも色々とカスタマイズできるのがBTOパソコンの魅力です。
これがBTOパソコンを選ぶ大まかな流れです。次にBTOパソコンの選び方の7つのポイントを説明します。
ポイント1)BTOパソコンは用途から選ぶと失敗しない
BTOのパソコンの選び方は実に様々ですが重要なポイントを絞って順番に説明してゆきます。
BTOパソコンの購入のおおまかな流れがわかったところでBTOパソコン選びで最も重要なのは「パソコンで何をしたいか」です。
あなたのパソコンの用途はどれ?
Word・Excelなどを動かすだけなら家電量販店のパソコンでもOKですが、BTOならもっと安くできます。
BTOパソコンは、動画編集、漫画グラフィック、そしてゲーミングPCなど用途にあったベースモデルがありますのでそのチエックポイントを知ることが大切です。
ビジネス(Word・Excelなど)家庭用パソコン
各BTOショッオプの出している価格4万円台からのローエンドパソコンのデスクトップタイプ・ノートパソコンタイプで性能上十分お釣りが来ます
ゲーム(ゲーミングPC)用
BTOパソコンでもっともニーズが高いのがゲーミングPCではないでしょうか。最新のゲームをリアリティ豊かに動かすにはCPUの速さとグラフィックボードの性能がキーとなります。
CPUはインテルのCore i7以上がおすすめです。最近ではAMDのRyzenがインテルを性能・コストともに圧倒していますが、ことゲーム分野においては最適化されているインテルにまだアドバンテージがあります。
グラフィックボードはゲームの描画をなめらかにして臨場感を出す役割があります、ゲーミングPCにおいてはCPU以上に重要な働きをします。
GeForce GTX 1660 6GB GDDR5以上はほしいところです。
またゲームごとで必要なCPUとグラフィックボードのスペックも変わります。最高峰のゲームを満足にプレイするために「ゲームタイトル推奨モデル」もありますのでこちらでスペックを確認しましょう。
BTOパソコンにおいてゲーミングPCの性能は最強なので別の用途に使えます。しかし一般的な用途にはグラフィックボードやインテルのCore i9であれば少々オーバースペックぎみです。
各ショップのおすすめゲーミングPCは
動画編集用のパソコンの選び方
動画編集をしたいならそれに見合ったスペックを持つPCが必要です。スペック不足はフリーズや異常終了の原因になってしまいます。動画編集で重要なCPUとCPUに内蔵されるGPU(グラフィックボード)とメモリです。
CPUは最低限intelCore5以上 フルHDの編集であればintelCore7以上、4K動画であればCore9と画質によってCPUの処理能力の高さが求められます。
また動画編集用のPCではCPUにGPU(グラフィックボード)が内蔵されているかどうかも重要です。intelCore7は大半がGPUを内蔵しているのでおすすめです。
コスパを考えるとCPUはAMDのRyzenがおすすめですが、RyzenはGPU内蔵していないものが多いので確認しましょう。その場合GPUを付け足すかゲーミングPCのように単独でGPUを持っていれば問題ありません。
メモリは16GBは必須、高画素の画像処理、高画質(4K)ならば32GB欲しいところです。Cドライブにはアクセスの早いSSDがおすすめです。
漫画イラスト用パソコンの選び方
フォトショップやイラストレーターでイラストを絵がきたい、CLIP STUDIO PAINT EXでマンガを描きたいなら
- CPU:最低Core i5以上
- メモリ:最低8GB以上
上記のスペックがあればノートPCでも動かすことができます。また画面サイズは15インチ以上は欲しいところです。
また、フォトショップでエフェクト処理したりイラストレーターやクリップスタジオペイントで3Dデッサンする場合GPU内蔵型のCPUにすれば処理速度がストレスなく向上します。
入力デバイスにペンタブレットが必要なので入力デバイスも検討しましょう。
PCの種類から選ぶ
これらの用途別にデスクトップとノートパソコンのラインナップがあります。デスクトップ、ノートともにメリット・デメリットがあります。使用するシーンとあわせて考えてデスクトップにするかノートパソコンにするか決めましょう。
デスクトップパソコンのメリット・デメリット
- パーツのカスタマイズや拡張性がある。
- コストパフォーマンスが高い
- 大きくて場所を取る
- 持ち運べない
ノートパソコンのメリット・デメリット
- 持ち運びできる。
- 場所をとらない。
- カスタマイズ性が低い
- コスパがデスクトップと比べて低い
ポイント2)BTOパソコンのパーツの選び方のポイント

1台のパソコンは複数のパーツが組み合わせで出来ています。
なので簡単なパーツの知識があればBTOパソコンのカスタマイズも簡単です。
BTOパソコン初心者の方に最低限度知っていてもらいたいパーツ知識
大体把握することでOK
- 最低限必要なパーツの知識
- 初心者の方用に用語説明
パーツの大まかな知識があるだけでもBTOパソコン選びには大いに役立ちます。
なぜ、パーツの知識が大切かというと
BTOパソコンの価格と性能はパーツで決まるからです。
パソコンは大きく分けて以下の4つのパーツから構成されれています。
初心者が知るべき主要パーツはたった4つだけ
組み立てPCや上級者のようにフルカストマイズする必要はありますん。「推奨モデルをカスタマイズするだけなので初心者にこそBTOパソコンは向いています。
そのため初心者が知って欲しいBTOパソコンのパーツはたった4つだけでOKです。
- CPU
- メモリ
- ストレージ(HDD・SSD)
- グラフィックボード
それ以外はベースマシンの標準でOKです。
これらのパーツの役割と使用用途でのポイントについてまとめましたのでご覧ください。
1)パソコンの頭脳 CPU
CPUが性能がパソコンの処理の能力を決める
CPU(中央演算装置)はパソコンの頭脳にあたる部分で膨大なデータを瞬時に計算処理する役目を持っています。CPUはパソコンにとって最も重要なパーツと言えます。
パソコンにとって負荷の大きな作業、動画編集、高精細な写真加工、ゲームなどは高性能のCPUを搭載したパソコンが必要となります。なのでBTOでパソコンを購入するときは使用目的にあったCPUなのかどうかを確認します。またCPUの中にはGPU(グラフィックボード)内蔵モデルもあるので用途によって必要なタイプを選びましょう。
現在CPUを提供しているメーカーは Intel と AMDの2社です。
パソコンには搭載のCPUにはロゴがついて でそこで世代を見分けることが可能です。
また、intelのCoreシリーズやAMDのRyzenシリーズは(CoreTM7 CoreTM9 Ryzen3600 Ryzen3900nなど)数字の大きな順に高速なCPUとなっています。
2)データを一時的に保存するメモリ
例えれば 作業をするときのことを考えてみて下さい。机の上が広いとたくさんの書類や本を広げて作業がはかどりますよね。メモリはこの机と同じでパソコンが作業をするために一時的にデータやプログラムを記憶するパーツです。
なのでメモリもそれと同じで容量が多ければ多いほどパソコンの作業がスピーディにはかどるということになります。
メモリは4GB 8GB 16GB 32GB
とありますが、家庭用のPCで8GBもあれば十分にサクサク動きます。
また、負荷の高い動画編集やゲームなどは最低16GBは欲しいところです。
メモリはCPUやグラフィックボードと違って後から追加がしやすいパーツですので導入時、少なくても後から簡単に増設できます。
搭載のメモリの容量はパソコンの OS にもよりますがコンピューターを右クリックしてプロパティで調べることが可能です。
3)ストレージ(HDD・SSD)
パソコンはデータの保存に内蔵ストレージという部品が必要となってきま。ストレージにはHDDとSSDがあります。
HDD はハードディスクドライブの略
PC上で 動くソフトやデータは全て内蔵ストレージ上に保存されています。 内蔵ストレージは 以前は HDD が主流でしたが近年では高速の SSD が搭載されているパソコンも増えています。
HDD は容量単価が安価ですが 、消費電力量が大きく衝撃破損に弱く動作不良となる原因ともなりやすいデメリットがあります。
SSDが主流になりつつある
半導体素子のメモリを使ったドライブがSSDです。衝撃に強く発熱消費電力が少なく音が静か。そして 読み書きの速度が非常に速い サイズが小さく軽いのでパソコンの小型化にも貢献しています。
近年 SSD の容量が大きくコストが下がったことで高速なSSD が起動の機会の多いOSやアプリの保管として今後の主流となりつつあります。
4) グラフィックボード
グラフィックボードはパソコンのディスプレイに画像や映像を映し出すための部品です。別名ビデオカードとも呼ばれています。グラフィックボードがなくてもパソコンはディスプレイに画像を移すことは可能ですが。しかし3 D のゲームや高精細の映像を映し出すとなると CPUでは処理しきれなくなり別にグラフィックボードの追加が必要となるケースがあります。グラフィックボードによって3 D のゲームなどは滑らかに動くことが可能です。
またグラフィックボードは GPU と言って CPU の中に含まれているタイプもあります。軽いゲームなどはCPUに包含されたGPUで動作は問題ありません。
※ハイエンドPCは電源の選び方も重要
パソコンのパーツで意外と見落とされがちなのが電源です。パソコンは処理中にCPUやグラフィックボードが発熱し、またそれを冷却するためにファンや冷却装置が大変高い電力が必要となります。ゲームや負荷の高い作業では特に電力が必要です。この電力を安定的に供給するのが電源ユニットですが、この電源ユニットの容量不足や品質が安定していないとパソコンの動きが不安定になり、寿命も縮まります。
ゲーミングPCや動画編集など負荷の大きなパソコン選びのときは電源ユニットも注意してチェックしましょう。
用途別 CPU・メモリ・グラフィックボード強化一覧表
強化すべきパーツ | |
家庭用・ビジネス用 | Word・Excel Web・youtube閲覧であれば各BTOメーカー4万円台のPCでも十分 |
ゲーミングPC | CPU Core i7以上がおすすめ 高性能グラフィックボード 消費電力も大きいので電源選びも重要 |
動画編集 | CPU:Core i5以上とメモリ16GBできれば32GB 単独の高性能のグラフィックボード不要だがCPUに内蔵型のGPUはあったほうが効率的に作業が捗る。 |
漫画・イラスト | CPU:Core i5以上とメモリ16GB 高性能のグラフィックボード不要だが、CPUに内蔵型のGPUはあったほうが効率的に作業が捗る |
ポイント3)BTOパソコンは「推奨モデル」をカスタマイズすると簡単
BTOパソコンの特徴は豊富なカスタマイズパーツにありますが、ここがチンプンカンプン、苦手という方も多いですよね。
でもこれを知っておくだけで大丈夫。
BTOショッオプでは用途に応じたベースとなる「推奨モデル」があって
OS、オフィスあり/なし、メモリ、SSD/HDD/CPU、GPU、電源、冷却ファンなどを選ぶだけで大丈夫です。
BTOパソコンならば初心者の方でも目的に合った自分だけのパーツ構成のパソコンも自由に作れます。
「推奨モデル」のカスタマイズは初心者におすすめ
このようにBTOショップは「推奨モデル」を持ち、特定の部品のみをカスタマイズできるショップが多くあります。
これによってBTOショップは煩雑なカスタマイズを避け、コストダウンできますし、
ユーザーは予め検証されユニット化されたパーツの導入によりパーツの相性などの問題も解消できます。
人気のカスタマイズは
BTOパソコンで特に人気が高いカスタマイズはHDDからSSDへの変更
またハイスペックなグラフィックボードを使用するゲーマーなどこだわりを持ったユーザーに人気なのが、電源ユニットのカスタマイズ
「ゲームタイトル推奨モデル」もある
これはゲームメーカーの検証基準を満たし、動作確認を受けたBTOパソコン(PC) です。
確実に「ゲームが出来るまで」をサポートがあるので安心です。
このような、ゲームタイトルに応じた推奨モデルはドスパラ、マウスコンピューター、パソコン工房。フロンティアなどにあります。パソコンを買ってゲームが動かない、動作が遅いなんて心配もいりません。
フルカスタマイズならサイコム(@Sycom)がおすすめ
いっぽう、ケースからマザーボードなどイチから組み上げることのできるBTOショップもあります。サイコムがその例です。ほぼ自作PCと同じように最初からフルカスタマイズができます。
このようにサイコムはマザーボードなどドスパラやマウスコンピュターにはないフルカスタマイズが可能です。
フルカスタマイズのメリットはマザーボードに組み込んだBiosの設定でオーバークロックでメーカー標準のCPU機能を超えるパフォーマンスが出せることや、PCの動作安定のための発熱の冷却、静音化など自由自在に機能を強化できることです。
一方でフルカスタマイズのデメリットはやはりコスト面と納期がかかることです。
ただし、自作PCにはないパーツの検証から組立までやってくれるのでフルカスタマイズで自作PCを考えられている方はいちどサイコムのHPを確認してみて下さい。思わぬ掘り出し物があるかもです。
⇒カスタマイズVS自作PCはどちらが安い
BTOのカストマイズの不安を解消するサポートとは?
BTO初心者にとつて最も不安があるのが、パーツ選び、カスタマイズではないでしょうか。
しかし、BTOショッオプでは用途に応じたベースとなるマシン構成があって
OS、オフィスあり/なし、CPU、GPU、電源、メモリ、SSD/HDDなど、ファンなどを選ぶだけで大丈夫です。
ここでは初心者におすすめのカスタマイズを紹介します。
ゲーミングPCおすすめ「ゲームの動作検証」を見る
BTOパソコンで最もハイスペックなのがゲーミングPCです。高性能なゲーミングPC1台あれば、負荷の高いクリエイティブPCも兼用できます。
またゲーミングPCにはデスクトップとノートがありますが、パーツの拡張性やコスパを考えた場合持ち運びがなければデスクトップがおすすめです。
ゲーミングPCは3Dや対戦ゲームなど非常に負荷の高いアプリが必要なので必ずゲームの動作検証を確認して選びましょう。
※ゲームの動作検証のページはこちら
BTOメーカーに相談しながらカスタマイズをする事もできる!
パソコンはやはり高価なお買い物です。買った後失敗や後悔はしたくないものですね。そこに対しても各BTOショップは様々なサポートで最適な構成等のアドバイスを行っています。
チャット・LINEなどでプロに相談
相談の方法としては、BTOメーカーによりますが、
- チャット
- LINE
- 電話
- メール
- お問い合わせフォーム
スタッフがカスタマイズに対する疑問を教えてくれるので安心です。
ポイント4)BTOパソコン安値はショップのセールが狙い目
BTOショツプのセールやキャンペーンの種類
BTOパソコンはまたコスパがいい理由にセール・キャンペーンの多さもあげられます。WEBでは実店舗でのセールに比べてコストがかからないので頻繁に行われています。
セール時期なら思わぬラッキー価格で買えたりします。
BTOパソコンのセールやキャンペーの種類
- 単純に割引きのセール
- CPU メモリ SSDなどパーツ類の無料アップグレードや無償増設
- 分割払いの手数料が無料
などが各BTOショップのHPで繰り広げられていますので御覧ください。
・ドスパラ セールスキャンペーン
・マウスコンピューター セールスキャンペーン
・パソコン工房 セールスキャンペーン
・フロンティア セールスキャンペーン
・サイコム セールスキャンペーン
さらにBTOパソコンのセール時期など詳しく知りたい方はこちらを御覧ください。
リンク⇒
ポイント5)保守・アフターサービスも見落とさない
パソコンは10万~20万はする高価なもの。購入失敗するとイタイですよね。
BTOショップはメーカーの富士通やNEC、レノボbなどと違いはじめて聞くような知らないような名前の会社もありますよね。
そこで心配なのが購入後の故障対応、やアフターサービスです。
BTOパソコンは保守・保証はありますが、店舗展開していないところが多く、受付やセンドバックなどに不安があります。その点、メーカー完成品パソコンは家電量販店などが保守保証の窓口となるので安心です。
ただしBTOでもマウスコンピュターのように24時間365日体制の保守受付もあります。
BTOパソコンはマウスコンピューターにみられるような初心者目線で大変手厚いユーザーフォローをしている会社もあります。故障対応、やアフターサービスについては上級者は不要と考えられている方もいると思いますので価格やサービス内容によって判断してゆくのがいいでしょう。
また、自作PCについては一定期間のパーツの保証はあるものの、パソコン自体の故障や修理については窓口がありませんので
自分でトラブルシューティングできるレベルでないと厳しい可能性があります。
各メーカーショップのカスタマイズサポート比較
ポイント6)どこで買うかが重要!初心者におすすめショップの選び方
BTOパソコンショップ・メーカーには2つの型があります。
BTOパソコンはHPやDELLのようにパーツや完成品の製造とBTO両方取り扱っているメーカーとドスパラやフロンティアのようにBTOのみ扱って組み立てをメインとしているショップとがあります。
国内で購入できるBTOのメーカーやショップは23社あります。その中で特に評判の高い5社をピックアップしました。やはりコスパがいいのは他社で製造されているベストなパーツを自由にチョイスできるところですね。
初心者におすすめBTOショップ・メーカーと特徴
ドスパラ | マウスコンピュター | パソコン工房 | フロンティア | サイコム | |
価格の安さ | ◯ | ▲ | ◎ | ◎ | ▲ |
品揃え | ◎ | ◯ | ◯ | ◯ | ◎ |
セールの多さ | ◎ | ▲ | ◯ | ◎ | ◯ |
カスタマイズ性 | ◯ | ▲ | ▲ | ◯ | ◎ |
初心者おすすめ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ▲ |
保守サービス | ◯ | ◎ | ◯ | ◯ | ◯ |
特徴 | BTOパソコンに関するオールマイティ | ノートPCの充実ではNo1 | 品質価格ともにおすすめ | セールの多さと性能で人気 | フルカスタマイズならNo1 |
・ショップ選びのポイント
・
・
・
これらをもとにおすすめのBTOパソコンショッオプを詳しくご紹介します。
はじめてのBTOおすすめショップ5選
初心者 おすすめ度 | 初心者から中級までおすすめ |
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カスタマイズ | 推奨モデルのカスタマイズ |
セールの多さ | 年間を通してセールが多い パーツのグレードアップや無償増設も |
おすすめポイント | コスパ重視であればドスパラがイチオシ |
初心者 おすすめ度 | コスパもよくサイトが初心者にもわかりやすい |
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カスタマイズ | それほど高くない |
セールの多さ | セールの多さとともに特価の値段の安さにも注目 |
おすすめポイント | セール時に掘り出し物を狙うのがフロンティアの最大の魅力 |
初心者 おすすめ度 | ノートPCはコスパもよくおすすめ |
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カスタマイズ | カスタマイズ性は低い |
セールの多さ | 楽天などでも販売されているせいか、直販のセールは少なめ |
おすすめのポイント | 品質の保証とアフターフォローはBTOメーカーTOPクラス。BTOが不得意とする小型軽量ノートPCは他のメーカーに無くマウスコンピューターのラインナップが充実していておすすめ |
初心者 おすすめ度 | 価格も安く品揃えも初心者向けで買いやすい |
---|---|
カスタマイズ | 選択肢は限定的ではあるがカスタマイズできる項目は多い |
セールの多さ | 年間を通してセールは多い |
おすすめポイント | マウスコンピューターと同じ品質で更に価格を安くしたデスクトップパソコンが人気 |
初心者 おすすめ度 | フルカスタマイズの上級者向け |
---|---|
カスタマイズ | ケースからマザーボードまでフルカスタマイズも可能 |
セールの多さ | セール頻度は多いが、フルカスタマイズ対応のため全体的に価格は高め |
セールスポイント | 上級者のフルカスタマイズ、パーツをすべて選んで自作PCしたいけど組み立て失敗したくない方におすすめ |
ポイント7)WEB通販のBTOパソコン購入の流れを知ろう
BTOパソコン購入の流れ
まずはメーカーやショップのサイトからBTOパソコンに関する情報を集めます。
こんな時BTOパソコンのセール・キャンペーン情報は役に立ちます。
リンク⇒
- 使用目的と予算からパソコンを探します。
- 国内で買えるBTO全メーカーのショップリスト表
- 目当てのパソコンを見つけたらカスタマイズ等を選んでカートに入れます。⇒カスタマイズ画面
- 支払い方法は分割払いなら金利手数料無料のJACSSでの分割が断然お得
- BTOパソコンが手元に届くのを待ましょう!
ついにあなただけのカスタマイズされたBTOパソコンを使用できます♪ワクワクですね。
BTOパソコンが着いたらバックアップリカバリーを取ろう
初心者でも簡単にできるリカバリーディスク作成方法
リンク⇒
リカバリーディスクとは
万が一に備えてパソコンのデータやOS、アプリが消えてしまったりしたときにに復元が可能にするためのディスクです。リカバリーディスクは必ず作成しておきましょう。
まとめ
初心者にとって最初はとっつきにくいBTOパソコンですがちょっとした知識をつければ、パーツ選びやカスタマイズもそんなに難しくはありません。
また、初心者の方にとってはショップやメーカーの特徴を確認してご自分にあったショップを選ぶことが失敗しない近道といえます。